CASE

株式会社IFA住宅設計室

「UNIIDEOがなければ IFAをつくることはできなかった」

大阪府枚方市で建築家と建てる家を展開しているIFA住宅設計室様のブランディング事例をご紹介します。

IFA住宅設計室様が個人向けの住宅事業を立ち上げられたのは2005年。それまでは住宅企業向けに住宅設備機器と内外装資材の卸販売を行っていました。

代表取締役室長の菊井様がご自宅の新築を考えた際に高校以来のご友人である建築家の方に相談をしたのをきっかけに、地元である枚方の方々にも建築家と建てる住まいを提案したいと思い、住宅事業を立ち上げられました。

ユニィディオの山田とは共通の知人を通じて出会い、事業立ち上げの頃から携わらせていただいています。

IFAギャラリー

立ち上げ当初は当然ながら事業としての実績、経験がありません。そのため、本来は自社のブランドづくりのヒントとなる実際に購入されたお客様や評価いただいていることが何もない状態です。とはいえ、これからブランドをつくっていくためには軸となるものが必要で、未来のお客様をイメージしながら幾度も議論を繰り返し、コンセプトを練り上げていきました。

菊井室長が事業を通じて叶えたいこと、やりたいことを発信し、それらを山田が客観的に見て意見を出す。こうしたやりとりを経て、現在でも受け継がれる『ひと、こころ、よろこび「すーっ」とこころにとけこむような』といったスローガンができあがりました。

WEBサイトトップページ

ブランドスローガン&メッセージ

WEBサイト下層ページ

WEBサイト下層ページ

ブランドスローガンをもとに、お客様との出会いを求めてさまざまな活動を行ってきました。ブランドシンボルの策定、コーポレートサイトの運営、リストの整備やニュースレターの発刊、イベントや完成宅の見学会の実施など。お客様の目に触れるところ、接触する箇所でのデザイン面には特にこだわっています。

新規事業で実績が何もない状態からのブランド構築。事業立ち上げから17年あまり、現在では坪単価100万円にもなる家づくりを受注できるほどにブランドが育ち、これからもより強いブランドへと進化し続けています。

インタビュー風景

最後に、菊井室長にブランド構築の振り返りと、今後についてお聞きしました。

「新規事業の立ち上げは大変ではありましたが、今では契約も安定し、年商7億円までに成長することができ、坪単価100万円にもなる家づくりも増えてきました。そして思うことはブレたら駄目だということ。

事業として思うように行かず、方向性についてもあれこれ考えることもありましたが、外部のアドバイザーとしてユニィディオがいてくれたおかげで、一手一手を重ね軌道修正ができたと感じます。ユニィディオなくして今のIFA住宅設計室はなしといったところでしょうか。

ブランディングはなかなかすぐに芽がでるようなアクションではありませんが、やり続けていると間違いなく効いてくるなと感じますし、価値のあるビジネスを考えたときには絶対に必要な投資だと思います。

私たちの今後は・・・今の状態のまま「ずーっとこのままいきたい」と考えています。無理な成長は目指さず、良い家を作り続け、社員が働きやすい環境をつくり、幸せ度を高めていきたいと考えています。」