STAFF INTERVIEW
#08
セールスセクション プロデューサー

北𠮷 文音

2022年8月 中途入社

転職経験があるからこそ言える「この仕事が好き!」

挑戦の連続、そこで見つけた自分の適性

 私は少しの紆余曲折を経て、UNIIDEOに入社しています。新卒では大手の写真スタジオに入社しました。新入社員はみんな副店長として配属され、接客や着付け・ヘアセット、写真撮影だけでなく売上、人件費の管理方法などを学び、経験を積んだのちに店長としても数年勤務しました。
次に本部の建築・設計部門に配属。社内外、様々な立場の人たちの意見を集約しながら新店舗の設計を固めていき、引渡までのスケジュール作成や施工進捗の確認、引渡からオープンまでの現場準備などが仕事でした。店舗勤務だった頃とはまるで違った業務で、この時点でちょっとした転職を経験したようなものでしたね(笑)

写真スタジオを退職したあとは、学生時代から漠然と興味のあった広告制作の仕事をしたいと思い、まずハローワークの職業訓練でWebデザインの勉強を始めました。でも私、デザインには向いてなかったみたいで(笑)最終課題でWebサイトを制作したんですが、デザインがどうしてもうまく思い浮かばず、ターゲティングやコンセプトに力を入れたら、担当の先生から「広告会社の企画営業に向いている」と言われました。そこで自分の適性に気づけたんです。

ウェブディレクターの利根川さんと打ち合わせ!

 でも広告業界はまったくの異業種。面接のときは何かひとつでも経験を買っていただけないか必死で、写真スタジオでの売上管理や設計企画・ディレクションの経験を強めにアピールしました(笑)。幸い、無事採用いただけたのですが、入社して1年半程で事業方針によりクリエイティブ部門が縮小に。広告業の面白さに目覚めて「一生この仕事をやりたい!と言えるものに出会えた」と思っていたところだったので、このまま消化不良にならないためにも、広告関係の仕事で再度転職を決意したんです。

完成したものを見るときは「プレゼントを開ける気持ち」

UNIIDEOに決めた理由は、一言で言って「全部できる」という点です。広告枠の提案だけ、制作だけという会社も多かったので。課題のヒアリングからコンサルティング、制作物の企画・作成、その後の広告運用まで一気通貫で手がけられるというのは、私にとって大きな魅力でした。

入社当時任されたのは、制作進行の業務。でも、すぐに大阪本社の体制が変わって、新規営業も兼務になりました。前職も企画営業職でしたが、今回は本格的に新規開拓を任されたことで「気を引き締めないと!」と思ったことは今も覚えています。

クライアントに成果が出た瞬間にやりがいを感じます。

制作進行を円滑にする為にはスケジュール管理が重要です。

営業の流れとしては、お客様のお問い合わせを受けてご提案する、という反響営業です。ですが中には「とりあえず資料だけでも」といった、まだ興味・関心の低いお客様もたくさんいらっしゃって、いかにその方々のニーズを掘り起こして商談・成約につなげていくかという難しさがあります。

その一方でUNIIDEOは「自分で決めて自分で動く」という社風なので、どう課題をクリアしていくか考えるのは楽しいですね。ここでは仕事の進め方の基本的なルールはあるものの、目標達成に向けてどんなアプローチをするかは自由。新卒で働いていた写真スタジオも同じ方針だったので、私にはそのスタイルが染みついているのかもしれません。

大変なこともありますが、自分が関わっているプロジェクトの構成案やデザイン案を初めて見る瞬間が一番わくわくします!ここまでお客様とクリエイティブメンバーですり合わせしてきた内容が初めて目に見える形になってくる瞬間で、例えると届いたプレゼントの箱を開けるときの気持ち(笑)

コーヒーは私の必需品です。

打ち合わせのメモはiPadを愛用しています。

あとは営業として達成すべき目標が明確になっているのも、やりがいがあります。新卒の頃は売上目標=ノルマ的な意識があって、きっと苦手だと思っていたのに、今ではそれがモチベーションになっているから不思議。それに目標達成したときにもらえるインセンティブも、やっぱり嬉しいです。

ただ、目標達成のために無理やり物を売らないといけないとは全然思っていません。売上はあくまでもお客様にいただくもので、お役に立てた結果として付いてくると思っています。なので、それをいただくために自分がお客様に何ができるかに気持ちを集中しています。

仕事ですからしんどいこともありますけど、色々な仕事を経験したからこそ「自分が選んだこの仕事が好きだし、これからも頑張りたい」って、今は自信を持って言えますね。

同僚とランチへ。大切な息抜きの時間です。

業界未経験でも問題なし!大切なのは普遍的な「仕事力」

実際に転職するまでは「写真スタジオの仕事しか知らない私が、他業種で通用するのかな?」と思っていたんですが、細かなビジネスマナーとか知識は後からいくらでも身に付けられます。それより重要なのは、目標達成へのアプローチや、人との関わり方。そういうスキルはどの業界でも通用する武器になると実感しました。

ですから、これから入社する人達も、自分ができること・今はできないことを素直に言ってしまっていいと思います。学ぶ姿勢がある限り、できないことは誰かが一緒に考え、前に進もうと力を貸してくれます。そして自分の得意なことは、どんどん伸ばしていけばいい。それがたとえ前例がないことだったとしても、UNIIDEOには新しいものを毛嫌いする文化はないと感じています。

私のようにまったく異業種から転職してきたケースもありますし、新しい感覚を持ち込んでくれる人はいつでも心から歓迎したいです!

自分が思う長所と短所は?
長所は自分で考えてささっと動くところ。短所はちょっと諦めが早く現実主義なところ。
自慢できることはありますか?
4歳からエレクトーンを弾いていて身についた絶対音感です。
クライアントからもらった嬉しい言葉は?
見てると楽しそうですね、仕事に愛がありますね、など、働く姿勢についていただいた言葉です。
ユニィディオメンバーからもらった嬉しい言葉は?
入社半年ほど経った頃「北吉さんが来て大阪オフィスが活気づいたよね!組織が明るくなった!」といただいた言葉です。
10年後はどうなっていたいですか?
自分を見て「この仕事をしたい!」と話してくれる後輩がいてくれたらいいなぁ~とふと思います。