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人文学のススメ

こんにちは
WEBセクションの利根川です。

僕は人文学を学ぶことが好きです。
それは『世界とは何か?』『人生とは何か?』を考えることに意味があると思っているからです。

現在は簡単に情報にアクセスができる時代ですよね。
chatGPTをうまく活用すれば、容易に知りたい事を知ることができるでしょう。
だけど、プロンプトの入力だけで得た答えは、本質的な答えなのだろうか??
(ビジネスにおいては、重要なスキルではあるが...。)

世界や人生はわからない事ばかり。
そんな、わからなさを楽しむために人文学を学んでいます。

人文学を学ぶと、絶対的な正しさがない事がわかります。
宗教や哲学においても、教義や理論が様々です。
文化や社会も同様です。
ただ、一方で普遍的な大事な何かは存在しているように思います。

時代の系譜の中で、様々な宗教や哲学が誕生してきました。
いずれも、『世界とは何か?』『人生とは何か?』を説明します。

中世には宗教が権威化され、信仰上位に傾斜し過ぎた時代もありました。
ただ、その時代の人々にとっては、純粋に信奉することが生きていくための拠り所だったのではないかと思います。

現代も同じロジックですかね??
科学や経済を拠り所に、その価値観の中で生きている。
後世から、あの時代はお金しかインセンティブがなかった時代だったね!って言われちゃうかもね。笑汗

いつの時代も社会の在り方は似たような構造になっているのかもしれませんね。

秋の夜長にゆっくりと人文学に触れてみてはいかがでしょう。
きっと、生きていく上でのはっ!とする気付きがあるはずです。

とてもおすすめの本があります!

それは、『哲学と宗教全史』出口 治明 (著)です。
→Amazon出品

目次はこんな感じ(Amazon参照)
☆はじめに──なぜ、今、哲学と宗教なのか?☆第1章──宗教が誕生するまで
☆第2章──世界最古のゾロアスター教がその後の宗教に残したこと
☆第3章──哲学の誕生、それは“知の爆発”から始まった
☆第4章──ソクラテス、プラトン、アリストテレス
☆第5章──孔子、墨子、ブッダ、マハーヴィーラ
☆第6章(1)──ヘレニズム時代にギリシャの哲学や宗教はどのような変化を遂げたか
☆第6章(2)──ヘレニズム時代に中国では諸子百家の全盛期が訪れた
☆第6章(3)──ヘレニズム時代に旧約聖書が完成して、ユダヤ教が始まった
☆第6章(4)──ギリシャ王が仏教徒になった? ヘレニズム時代を象徴する『ミリンダ王の問い』
☆第7章──キリスト教と大乗仏教の誕生とその展開
☆第8章(1)──イスラーム教とは? その誕生・発展・挫折の歴史
☆第8章(2)──イスラーム教にはギリシャ哲学を継承し発展させた歴史がある
☆第8章(3)──イスラーム神学とトマス・アクィナスのキリスト教神学との関係
☆第8章(4)──仏教と儒教の変貌
☆第9章──ルネサンスと宗教改革を経て哲学は近代の合理性の世界へ
☆第10章──近代から現代へ。世界史の大きな転換期に登場した哲学者たち
☆第11章──19世紀の終わり、哲学の新潮流をヘーゲルの「3人の子ども」が形成した
☆第12章──20世紀の思想界に波紋の石を投げ込んだ5人

地域と時代で出来事がまとまっていて、読みやすい本です。
読む価値ありだと思います!