EVERYDAY

大阪のど真ん中で「音」に集中!

お久しぶりです

いかがお過ごしでしょうか、プランナーの田島です。

プランナー&大阪に異動して早1年半が経ちました。むしろもう少しで2年が経とうとしています。
UNIIDEOの日常は異動したての頃に書かせていただいて以来、久しぶりの更新です。


この1年半の間に何があったかというと

2025卒の採用活動にリクルーターとして参加したり、
上司である物部さんが産休に入られたり、
かと思えば稻留さんが育休から復帰して上司になったり、、、

そしてついに今年4月、自分がリクルーターとして採用に携わった新卒2名がプランナーセクションに入社となりました!!(めでたい…!)
内定者の頃から約半年間、インターンとして実際の業務に関わってくれていてもう驚くほど色々任せられます。

実は私も大学生の時にインターンでいくつかの企業にお世話になりました。
その中でも強く印象に残っているひとつが、ブラインドサッカー協会での約4か月間のインターンです。

今回はそんなブラインドサッカーのお話を少しだけしたいなと思っています。

インターンの前に日本代表合宿のボランティアスタッフをしに行ったり

ブラインドサッカーって知っていますか?

皆さんどうでしょうか?

もちろん、知っているという人もいらっしゃるとは思いますが
聞いたことはあるけどなんとなくしか知らない、とか
そもそも初めて聞いた、なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

そんなブラインドサッカーを初めて聞いたという方にも分かるように書いていこうと思います。


ブラインドサッカーは平たく言うと”視覚に障がいのある方のためのサッカー”です。
フットサルをベースに考案されたスポーツなのでサッカーよりフットサルの方が近いかもしれません。

一言で視覚障がいと言っても、ブラインドサッカーの世界では視力と視野によりカテゴリーが分かれています。
全盲:一般的な視覚障がいの認識に近く、ほぼ何も見えない
弱視:矯正後の視力でもあまり見えない(0.1以下)か、視野が狭い
細かい話をするともっともーっと細かいんですが、今回はざっくりこのくらいで大丈夫です。

ここで言う全盲の方のみが、ブラインドサッカーでは国際大会での出場が可能です。
※フィールドプレイヤーとして
※国内では視覚障がいの有無に関わらず出場できます。

出展:日本ブラインドサッカー協会HPより

目が見えないのにどうやってプレーするの?

分かります、その気持ち。
ブラインドサッカーの話をするとだいたい聞かれます。

答えは「音」です。

ブラインドサッカーのフィールドにあるあらゆる「音」は選手たちの目の代わりとなります。


例えば、ボールには裏側にカプセルがついていてその中には鉛の粒が入っています。
この鉛たちはボールが動くとカラカラと乾いた「音」で選手たちに存在を知らせます。

他にも、攻めているゴールの裏にはガイドというポジション(役割?)の人がいて、
主にはゴールの位置をリアルタイムで伝えます。
〇時の方向、〇メートル、みたいな感じで言っていることが多いですね。

あとは周りの選手の呼吸、足音、なんかもあったりして。
「音」だけでない、なんなら気配をも目の代わりにしている選手たち。すごすぎる!

そんなブラサカが大阪に上陸!!

うめきた広場に特設会場が出現!

大阪にお住まいの方なら「あれ、なんか見覚えあるな…」なんて思いませんでしたか?

ここは梅田駅の目の前にある、うめきた広場!
なんとあのコンクリートのだだっ広い場所に…!(私はブラサカの試合以外でこの場所に行ったことがありませんが笑)
目の前にある階段が客席代わりに。

2024年はいわゆる親善試合みたいな扱いだったのですが、初めて大阪で男子の日本代表戦が開催され、嬉しいことに2025年も開催が決定!
しかも今度はIBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)公認の大会、かつ、男子女子の日本代表戦が1週間かけて行われることに(*^^*)
私が大阪に来てから大阪での開催が決まるなんて、、、縁を感じる!


結果は…
男子代表:準優勝🥈
女子代表:優勝🥇

すごすぎませんか?
実は男子代表は世界ランキング3位で、女子代表は世界ランキング1位!!※大会開催当時
日本のブラインドサッカーってすごくレベルが高いんです。

出展:https://blindfootballweek.b-soccer.jp/

8日間の開催でどんどん人も増えていき、魅力に気付いた方がたくさんいらっしゃったようで嬉しい限りです…!

かくいう私も8日間のうち5日間ほどは見に行くことができました!
インターン当時からの協会の方や、良くいらしてたボランティアの方、選手まで覚えてくださっている方がいらして、
久しぶりにお会いできたことが嬉しかった、そんな1週間余りとなりました。

来年の大阪開催はぜひみなさんも足を運んでみてください!
(来年も大阪開催がありますように…!)