
「仕事をいただく」ということ。
セールスセクション ブランドプロデューサーの北吉です。
私はいわゆる"営業"の仕事をしていますが、社内外それぞれから「お仕事をいただく」という言葉をよく耳にします。
私たちのような受託側(仕事を引き受ける側)の立場では、お客様からの依頼がなければ事業は成り立ちません。
この「いただく」という表現には、ただ仕事を受け取るという意味以上のものがあるように思います。
① 仕事は「対等な価値交換」
仕事を依頼する側(委託側)は、課題を解決するために専門家へ依頼をします。
一方、仕事を受ける側(受託側)はその課題を解決し、対価として報酬をいただきます。
これは単なる上下関係ではなく、お互いの価値を交換し合う対等な関係であることが望ましいです。
「仕事をもらう」と考えると、どうしても受け身になってしまいますが、本来は「価値を提供し、その結果として仕事をいただく」という意識が大切だと考えるようにしています。

仕事=企業同士のやり取りであっても、自身の姿勢次第でなくてはならない良きパートナーになれます。
②「いただく」の奥にあるもの
仕事を依頼する側は、相手の実績や能力を評価したうえで発注します。
そこには「この人なら任せられる」「この会社と一緒に仕事をしたい」といった期待や信頼が込められているはずです。
一方受託側にとって「お仕事をいただく」というのは、ただ案件を受け取り成果物を納めるだけでなく、
「期待に応える」「さらに信頼を深める」というミッションを一緒に受け取っているということを強く意識しなければならないと思っています。
独りよがりにならず、目の前の相手とひたすらにこれを続けていく。
これが何よりも難しくもあり楽しくもあり…でも、永遠の基本の"き"なんだろうなと思います。
③仕事を「いただき続ける」ために
一度仕事をいただいたからといって、それが次も…その次も続くとは限りません。
日本は本当に便利な社会。代わりはいくらでもいますし、相手は私たちじゃなくても良い訳です。
そう考えると、自分は常に競争環境に置かれている…ということは事実ではありますが、
あまり考えすぎると怖くなってしまうので(笑)、私はまずは目の前の仕事の進め方や成果に一点集中するようにしています。
・期待以上の成果にこだわる
私たちがご一緒している住宅・不動産業界の皆さまのほとんどの課題は"集客"なので、
ここは必ず注視しておきたいところです。
また"成果"をはかるには"目標"が必要。
あらかじめ今向き合っている施策、制作の目的と手段を整理して進めることもとても大切なポイントです。
・ものづくりだけでなく、課題解決の視点を持つ
仕事は「対等な価値交換」なので、依頼されたこと実行するのはいわゆる「当たり前」です。日常のお買い物と同じですね。
相手の本当の課題は解決したのかな、お役立ていただけているのかな、というその先の視点を持つことが何より大切だと思っています。

打合せでは新しいアイデアがどんどん生まれます。この時間が何より楽しい!
・関係を大切にする
これは単なる施策結果だけはなく、「この人に頼んでよかった」と思ってもらえる仕事をする、ということも含まれると思っています。
ご依頼にお応えする以外にも、他社様の事例紹介や、最近こんな記事を見ました~といったようなほんのちょっとした情報提供でも、とても喜んでいただけることがあります。
些細なやりとりを重ねるうちに、何か考え事があった時には
「まとまっていなくても、とりあえず一旦連絡してみよう」と思っていただけるような存在になることが、私の目標でもあります。

ご納品後はどんな反響があったかの確認も忘れずに。次はどんなことをやってみましょうか〜と、話題は尽きません…!
さいごに
仕事は「いただく」ものではなく、「価値を提供した結果として得るもの」。
「またお願いしたい」と思っていただけるような存在になることが、本当の意味で「お仕事をいただく」ということなのかなと思います。
そう考えると、一つひとつの仕事に向き合う姿勢も変わってきますね。
これを読んでくださる方の多くは就職活動中だと思いますので、
この投稿が、更に思考が深まるきっかけになれば嬉しいです。