EVERYDAY

こだわりの家づくり取材撮影の話

取材撮影に行ってきました!

桜も、もう終わりですね。
目黒川沿いの道が歩きやすくなってホッとしている、ディレクターの竹内です。
先日の週末、愛知県豊田市に、クライアントのお施主様邸の取材撮影に行ってきました。

実は私は、愛知県出身で、取材先は実家から車で1時間ほどの距離。
土曜は朝早いので、金曜朝から実家に移動。そう、前泊ってヤツです。
その日は自宅でお仕事を行い(テレワーク)、夜は甥っ子姪っ子と車で日帰り温泉に浸かりに行く、なんてちょっと贅沢な時間まで過ごせたという嬉しいお仕事でした。

クライアントは、豊田市にある水嶋建設様

WEBサイトをつくったのは当時の大阪のメンバーで、私は関わっていなかったのですが、素敵なサイトなのでもちろん知っていました。愛知繋がりで今回の取材を担当させていただきましたが、担当者様とも「初めまして」になるので、少し緊張。そのため、かなり時間より前に到着。カメラマンさんと一緒に、コンビニで時間を潰しました。笑

土曜日は、1邸のみ。
なんと築100年をはるかに超えるお屋敷の、母屋とお庭のリノベーション。言葉としては「古民家再生」にあたります。
余談ですがこの「古民家」って言葉はなんか、こぢんまりした、日本昔ばなし(若い人は知らない)に出てくるようなボロい家を想像しちゃうんですが、なんとかなりませんかね?それを言ったらうちの実家も紛れもない古民家ですけども。なんか、しっくりこない。。。

事前に資料を頂いていたので施工写真は拝見していたんですが、現実に目の当たりにすると、本当にすごかったです。
古い梁が美しく再生され活かされ、とろころどころ、かつての家の建具なども使われています。そこに新しい木材(水嶋建設様は自然素材にこだわられています)や現代のタイルや内装素材、照明を巧みに組み合わせ、一言で「和モダン」と括るのでは何か足りないと感じるほど、お客様の個性が表現されていました。

お庭も元々あった植栽や庭石を生かしながら整えたそうですが、ずっとそこにあったものなので、とても馴染んでいます。

おそらくは、リノベーション前の間取りはうちの実家と似たような動線だったのだろうというお家が、ここまで刷新されるとは…。
手仕事でしか再現できない壁の塗り跡や、巾木(わからない方は調べてください、皆さんのお家にあります。はばき、と読みます)に埃が溜まらないように奥に引き込んである部分など、ご夫婦の細部までのこだわりと、それを実現した職人さんの丁寧なお仕事が感じられ、はあ、一言で言うと、羨ましかったとです…。
奥様は「住み継ぐ」という言葉を伝っていて、いずれは長男夫婦に住んでもらうために私たちの代でリノベーションした、というエピソードも素敵。
インタビューも予定時間を超過するほど盛り上がり、仲良しのご夫婦の馴れ初めまで聞き出してしまいました。

とても暖かい気持ちになって、その日は我がボロ古民家に帰宅。

取材中の様子

翌日は、新築のお家を2邸、取材撮影です。

最初は、若いご夫妻が実家の土地に建てたお家でした。
玄関を入ると、思いっきり木の匂い!ふわっと体の中から浄化されたような気がしました。
(決めつけは良くないですが)若い方は「和」に興味があまりないと思っていましたが、そのご夫婦は和風、自然素材、セルロースファイバー(自然由来の断熱材)そんなキーワードで水嶋建設さんと出会ったそうです。
UNIIDEOがつくったホームページも、その出会いに一役買えたかな?と思うと、嬉しいですね。
とても人懐こいご兄弟が裸足で走り回って、賑やかな撮影になりました。
ここでも取材にかなり時間を費やし、私のタイムキーパー力皆無のスタイルに慣れてしまったカメラマンさんは、その間に単身で家中を撮影して回ってくださいました。
この家の良さはうーん、なかなかパッと見た写真では伝わらないかもしれない…。でも、見る人が見れば「すごい!」ってなるやつです。素材へのこだわりと、それを叶えようとする会社の姿勢。家をつくる仕事って、人生、暮らしそのものをつくることなんだと改めて思いました。

そして最後の1邸。
こちらの家も新築でしたが、正確に言うと建て替えです。リノベーションではなく、元々あったお家を解体し、基礎からやり直したとのこと。
2世帯でのお住まいで、お母様とご夫婦と一緒に家づくりをしたそうです。
段差がある土地のため、構造を考えるのがかなり大変だったようで、社長が何度もプランを練り直したとのことでした。
ご家族は骨董やアンティークがお好きで、インテリアにもたくさん取り入れられています。
そのため、新築なのに古い部材を要所要所に使っていて、それが空間にとても馴染んでいました。
その建具は“水嶋社長コレクション”の一部なんだそう。
「旧家にあるような、こんな建具が欲しい」と思っても、今それを作れる職人さんは居ない、いたとしてもオーダーすると数百万かかる(!)ところを、水嶋社長が集めた…と言うよりは、水嶋社長のところに集まってきた(?)、古い家を解体した時に出た、価値を知らない業者さんなら破棄してしまったであろう“お宝”を集めた倉庫あるのだとか。
ご家族の好みやご要望を聞く中で、その中からいくつか部材を使うご提案をされたそうです。
ですが、昔の部材を今の規格の新築住宅にそう簡単にはつけられません。サイズが全く違うため完全にオーダーとなり、設計・施工の手間の分のコストもかかるし、建具自体の修復や塗装ができる経験や技術力が必要です。
キッチン収納に付けられた、カラカラといい音を立てながら滑るように開く、千枚格子の建具。
素敵すぎる。なんという贅沢…。

写真がうまく撮れてない。千枚格子の建具。

こんな家づくりができる会社で働きたいな。

…おっといけない、これ弊社の採用サイトでした。
こんな素敵な家づくりをしている会社さんとこだわりの家を建てたいお客様との接点をつくる。弊社UNIIDEOがやっているのは、素晴らしいお仕事です!

この取材の記事は、しばらくしたらこちらに掲載される予定です。お楽しみに〜

3邸目では小学生のお子様たちと、サッカーのことや普段の遊びのことを色々話しました。
家の中に飾ってある絵や工作の作品がとても個性的で、一つずつ手に取って眺めていたら、お兄ちゃんから「1個あげるよ!」と。
「いいの!?え、でも、せっかくなら」と、彼が有名になった時のために、サインを入れてもらいました。
それを見ていた弟くんも、私に絵をプレゼントしてくれました。

こうして手に入れた“竹内コレクション”。
どこにどうやって飾ろうかな、と楽しく考え中です。