工務店・不動産会社のためのブランディングコラム

2025.12.04/Thu

自社ブランディングが熱烈なアンバサーダーを育てる!Google口コミ獲得にも繋がる!不動産会社・工務店の集客の新視点!

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UNIIDEO(ユニィディオ)株式会社のブランディングコラム「自社ブランディングが熱烈なアンバサーダーを育てる!Google口コミ獲得にも繋がる!不動産会社・工務店の集客の新視点!」のアイキャッチ画像です

「集客に課題がある」「広告費をかけずに会社の認知度を上げたい」。そうお考えの不動産・工務店の経営者様、広告ご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、まず、従業員の意識改革(インナーブランディング)から始め、その熱意を顧客へのサービス(アウターブランディング)へとつなげ、最終的に「会社の応援団」となる「アンバサダー」に自然と育てるマーケティング手法をご紹介します。

アンバサダーマーケティングとは?

そもそも「アンバサダーマーケティング」とはどのような仕組みなのか、大手企業の事例などを知りたい方は、アンバサダーマーケティングの基礎知識と汎用事例の記事も合わせて参考にしてください。

該当記事はコチラ ▶ 話題のアンバサダーマーケティングのメリットとは?成功事例から解説

顧客エンゲージメントは「従業員の熱量」から生まれる

熱量の高いファンを獲得するためには、顧客とのエンゲージメント(深い信頼関係)をまずは高めないといけません。

そのためにも、会社のブランドを「内側」と「外側」の両方から強化し徹底する必要があります。

これを「インナーブランディング」と「アウターブランディング」と呼びます。

UNIIDEOが提唱する「経営理念」の浸透の重要性をまとめています。【経営䛾目的】 
 なぜこの事業を行うのか?が社員にまず「インナーブランディング」で、想い・信念・志 
が浸透することで、お客様に正確に伝わり、共感を得るからこそ、企業風土にあった顧客獲得に繋がります。

画像参照:▶ UNIIDEOが提唱する「経営理念」 浸透の重要性の解説

  参照:▶ UNIIDEOの「経営理念領域」サービスについて

チェックポイント!

 

インナーブランディング従業員の会社への愛着を育てる

インナーブランディングとは、従業員が自社の理念やビジョンに共感し、会社に誇りや愛着を持つように働きかけることです。

不動産や工務店にとって、お客様と直接関わる従業員一人ひとりが「会社の顔」となります。従業員が自社のサービスに自信と熱意を持てば、自然とお客様への対応も丁寧になり、サービスの質が向上します。この従業員の「熱量」こそが、顧客との信頼関係を築く土台となるのです。

アウターブランディング顧客との関係性を築く

アウターブランディングとは、会社の理念や価値を外部のお客様に伝え、ブランドイメージを構築することです。

インナーブランディングによって育まれた従業員の熱意は、質の高いサービスとしてお客様に伝わります。

この良い体験は、やがてお客様の愛着となり、ファンへと成長させる重要な鍵です。

 

そして、この熱心なファンを巻き込むことで、アウターブランディングをさらに強化する手法が「アンバサダーマーケティング」です。

顧客を「応援団」に変える3つのメリット

アンバサダーマーケティングとは、会社やブランドの熱心なファン(アンバサダー)に、自社の商品やサービスの魅力を発信してもらう手法のことです。

ここでは、アンバサダーマーケティングで顧客を「応援団」に変えることで得られる、3つの大きなメリットをご紹介します。

 

1. 質の高い発信が自然と広まる

アンバサダーは、いちユーザー目線で正直な感想を発信します。その投稿は、企業からの一方的な広告とは違い、「リアルな声」として信頼されやすいため、より多くの人に会社の魅力が効果的に伝わります。

 

2. リアルなフィードバックを自然と集められる

熱心なファンであるアンバサダーは、自社がより良くなることを願っています。そのため、良い意見だけでなく改善点も率直に伝えてくれることがあります。また、その投稿に寄せられるフォロワーからのコメントも、貴重な意見として収集できます。

 

3. 低いコストで広告できる

インフルエンサーに依頼する場合、フォロワー数に応じて高額な費用がかかることがありますが、アンバサダーは「企業の公認アンバサダーになる」ということに価値を感じてくれるため、金銭的な報酬が少なくても、質の高い発信を期待できる傾向があります。

 

 

ファンが自然と口コミを増やす仕組み

ここからは、アンバサダーマーケティングで醸成された「顧客の熱量」が、どのように「Google口コミ」や「MEO対策」につながるのかを解説します。

MEO対策とは?

MEO(Map Engine Optimization)対策とは、Googleマップ上での検索順位を上げるための施策です。

具体的には、「地域名+サービス名」といったキーワード(例:「〇〇市 不動産会社」)で検索された際に、地図と一緒に表示される3つの店舗枠(ローカルパック)に自社が表示されることを目指します。

この対策を成功させることで、近隣の顧客から見つけてもらいやすくなり、来店や問い合わせにつながる可能性が高まります。

Googleビジネスプロフィールは「信頼性」の証

MEO対策の基本となるのが「Googleビジネスプロフィール」です。これは、GoogleマップやGoogle検索に表示される、あなたの会社の公式情報ページです。

Googleビジネスプロフィールに登録されている情報(住所、電話番号、営業時間など)と、ウェブサイトの情報が一致しているほど、Googleからの信頼性が高まります。

これは、あなたのビジネスが実在し、正確な情報を提供していることの証明となるためです。

MEO対策がアンバサダーマーケティングを強化する理由

 

アンバサダーマーケティングとMEO対策は、なぜ相乗効果を生むのでしょうか?

その理由は、Googleの検索順位を決定するアルゴリズムにあります。

Googleは、Googleマップでの検索順位を決定する際に、以下の3つの要素を重視しているといわれています。

 

関連性(Relevance):ユーザーの検索意図とビジネス情報がどれだけ一致しているか

 

距離(Distance):検索している場所からビジネスまでの距離

 

視認性の高さや知名度(Prominence):オンラインとオフラインでの知名度や評判

 

 

このうち、特に視認性の高さ・知名度は、Googleビジネスプロフィールに寄せられる口コミの数、評価、そして質が大きく影響します。

アンバサダーマーケティングを通じて獲得した熱心なファンは、自社サービスへの愛着から、Googleビジネスプロフィールにもポジティブな口コミを自発的に投稿してくれる可能性が高まります。これにより、以下の相乗効果が期待できます。

 

信頼性の高い口コミが増える:アンバサダーによる口コミは、具体的な体験に基づいた信頼性の高い内容になるため、Googleからの評価も向上します。

 

集客力が向上する:質の高い口コミが増えることで、Googleマップでの検索順位が上がり、新規顧客の目に留まりやすくなります。

 

顧客からの信頼度がさらに高まる:良い口コミが増えれば、あなたの会社への興味・関心が向上し、来店や問い合わせにつながりやすくなります。

 

 

地域密着型でビジネスを展開する不動産会社や工務店こそ、アンバサダーマーケティングで獲得したファンがGoogleビジネスプロフィールに口コミを投稿することで、強力な集客導線を構築できるのです。

 

 

参照:Google ビジネス プロフィール ヘルプ 「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」

成功事例:ブランディングが顧客の共感を呼ぶ

 

実際にブランディングに成功した企業では、顧客の心を動かし、具体的な成果につながっています。

ご紹介するのは、株式会社エイワハウジング様の事例です。

エイワハウジング様は以前、「理念や社是をそのまま伝えるのが難しく、事業内容に置き換えるのに苦労していた」と感じていらっしゃいました。

そこで、社内向けのブランディング(インナーブランディング)構築に着手。「どういう想いで家づくりをしているのか」を言語化し、従業員一人ひとりが「自分たちの強みを伝える」という意識を共有しました。社内全体で家づくりへの想いが明確になり、お客様の共感を生み出す事業へと成長しました。

 

そして、しっかりとアウターブランディングに落としこみ、ホームページで発信し始めたところ、お問い合わせには、以下のような変化が表れました。

 

 

UNIIDEO株式会社 クライアントボイス ▶ 株式会社エイワハウジング様

 

「最近ホームページからのお問い合わせで『施工例を見ました』とか『どれもすごい素敵なお家ですね』『ぜひ検討していきたいです』というお声が来ていて。嬉しいなと感じています。」

口コミにも表れる「信頼性」

 

実際に、株式会社エイワハウジング様をGoogleマップで検索してみてください。

お客様からの高い満足度は、Googleの口コミにも如実に表れており、まるでお手紙のような、そんな口コミをたくさん頂いています。

 

お客様の「本物の声」は、まだ見ぬ潜在顧客にとって強力な「信頼性の証」となり、Googleビジネスプロフィールにおける口コミの数や質を高め、最終的にMEO対策の強化にもつながっています。

 

こうした声は、単なる集客の成果ではなく、企業が提供するサービスやブランドそのものに共感し、愛着を持ってくれた顧客からの「応援」だといえるでしょう。

 

 

 

 

まとめ

顧客をファン化し、アンバサダーに育てるための第一歩は、従業員の熱意を育む「インナーブランディング」にあります。その熱意がサービス品質を高め、顧客とのエンゲージメントを強固なものにします。そして、このブランディングを利用したアンバサダーマーケティングは、以下の3つの強みを発揮します。

 

チェックポイント!

▶ 質の高い発信ができる

 

▶ リアルなフィードバックを自然と集められる

 

▶ 低コストでの広告の実現

 

これらのメリットに加え、Googleビジネスプロフィールを活用したMEO対策と組み合わせることで、不動産や工務店が抱える「集客の課題」を解決できる可能性が大きく広がります。ぜひ、貴社の今後の集客の施策に取り入れてみてくださいね。

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Q1. アンバサダーマーケティングは、SNSのフォロワーが少ない会社でも効果がありますか?

A1. はい、効果はあります。アンバサダーマーケティングは、フォロワー数よりも、企業やサービスへの熱量が高いファンを見つけ、関係性を築くことが重要です。フォロワー数が少なくても、熱心なファンによる発信は非常に信頼されやすく、その「本物の声」が共感を呼び、結果として質の高い顧客の集客につながります。

Q2. Googleビジネスプロフィールの口コミを増やすには、具体的に何をすればよいですか?

A2. 口コミを「依頼」することはガイドライン違反となる可能性があります。しかし、口コミが集まる仕組みづくりは可能です。お客様との契約後や引き渡し時など、満足度が高いタイミングで「Googleビジネスプロフィールで、お客様の家づくり体験について率直な感想を共有してくださる方がいらっしゃいます。ぜひ応援コメントをいただけると嬉しいです」といったように、口コミを投稿できる環境があることを自然に伝えることが有効です。

Q3. インナーブランディングは、具体的に何から始めればよいですか?

A3. まずは、従業員が会社の理念やビジョンを理解し、共感する機会を設けることから始めましょう。社内報や勉強会で会社の目指す方向性を共有したり、成功事例をチーム全体で称賛したりするのも良い方法です。従業員が「この会社で働けてよかった」と思えるような環境を整えることが、結果として顧客への質の高いサービスにつながり、自然と会社のファンを増やすことになります。

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UNIIDEOブラマガ編集部

この記事の著者

UNIIDEOブラマガ編集部

「住の専門家として伴走する」をモットーに、これまで400社以上のブランディングを支援してきたUNIIDEO。その豊富な実績と現場知見をもとに、不動産・工務店業界に役立つ情報をお届けするコラム編集部です。

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