工務店・不動産会社のためのブランディングコラム

2026.01.01/Thu

工務店・不動産企業が注目!インスタグラムの「パートナーシップ広告」とは?最新の仕組み・運用のコツを学ぼう!

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Instagram(Meta)のパートナーシップ広告とは?

現在、インフルエンサーマーケティングは企業の広告戦略において重要な位置を占めています。

 

参照コラム:インフルエンサーマーケティングとは?依頼する費用相場や効果分析の方法もあわせて解説

 

「METAパートナーシップ広告(Partnership Ads)」は、クリエイター(インフルエンサー等)のオーガニック投稿や協業コンテンツを、広告として配信する仕組みです。

 

旧来の「ブランドコンテンツ広告(Branded Content Ads)」の名称・機能がアップデートされた形で提供されています。

 

従来の広告では企業側がクリエイティブを1から制作する必要がありましたが、パートナーシップ広告ではクリエイター側の投稿を広告として活用できるため、自然な投稿を広告として届けられます。これによりユーザーの抵抗感が低く、エンゲージメントを獲得しやすい特徴があります。

 

参照:Meta社公式 InstagramとFacebookのパートナーシップ広告とブランドコンテンツの利用要件

 

 

パートナーシップ広告の配信面

 

パートナーシップ広告は以下の配置で配信することができます。

 

チェックポイント!

 

▶ ストーリーズ フルスクリーン表示され、高い視認性を実現します。インパクトあるクリエイティブは引き続き重要です。

 

▶ フィード   フィードはユーザーが日常的に閲覧する主要面であり、多くのユーザーにリーチ可能です。

 

▶    発見                    発見タブではユーザーの興味関心に合わせた表示がされるため、精度の高いリーチが期待できます。

 

 

また、パートナーシップ広告はFacebook・Instagram両方のプラットフォームでの配信も可能です(Ads Managerを通じて最適化されます)。

 

参照:Meta社公式 Meta広告マネージャで広告の配置を選択する

 

※また、2026年現在の動向として「Threads」への広告配置拡大も進んでいるため、今後Threadsも配信面として加わる可能性があります。

Metaパートナーシップ広告のメリット

パートナーシップ広告を導入することで、ブランドは自社アカウント単体では実現しにくい高いパフォーマンスを狙うことができます。主なメリットは以下の3点です。

 

▶ クリエイター投稿の活用と「シグナル特性」による相乗効果

クリエイターのオーガニック投稿を、そのまま広告素材として活用できるため、制作コストを抑えつつ、ユーザーに受け入れられやすい自然な表現での訴求が可能です。また、パートナーシップ広告では、クリエイター投稿特有のエンゲージメント傾向や反応特性を含めて広告配信が行われます。これにより、MetaのAIによる学習効率が高まり、従来のブランド単体広告と比較して、より精度の高いターゲティングや配信最適化が期待できます。

▶ AIを活用した「クリエイター発見」の効率化

Metaが提供するクリエイターマーケットプレイスを活用することで、最適なパートナー選定を効率的に行うことができます。

 

  • AIによるレコメンド機能
    ブランドの業種やターゲット属性、過去の広告・タイアップ傾向などをもとに、相性の良いクリエイターが提案されます。
  • 類似性検索
    既に成果が出ているクリエイターと傾向の近い候補を、データに基づいて発見できるため、勘や感覚に頼らない選定が可能です。

 

これにより、ミスマッチを防ぎ、より戦略的なインフルエンサーマーケティングを実現できます。

 

▶ 高度な効果測定とAIによる配信最適化

パートナーシップ広告は、Meta広告マネージャやBusiness Suiteを通じて、通常の広告と同様に詳細な数値分析が可能です。

 

  • 透明性の高いデータ計測
    クリエイター側の投稿インサイトに依存せず、ブランド側でリーチ、クリック、コンバージョンなどの指標を直接確認できます。

  • AIによる最適化支援
    推定リーチなどの配信予測指標に加え、AIを活用した配信・クリエイティブ最適化機能により、PDCAサイクルを高速で回しながら、継続的な成果改善が可能です。

 

運用時のコツ・注意点

パートナーシップ広告を円滑に運用するためには、事前の設定とクリエイターとの合意形成が不可欠です。Meta社の仕様を正しく理解したうえで、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

 

1)明確な契約と承認フローの構築

パートナーシップ広告は、ブランドとクリエイター双方の合意を前提として運用されます。
広告利用期間や二次利用の範囲、報酬体系などは、トラブル防止の観点から事前に契約や取り決めとして明確にしておくことが重要です。

また、本広告ではクリエイター側での操作・承認が必要となるため、どのタイミングで誰が何を行うのかといった承認フローをあらかじめ共有しておくことが、スムーズな運用につながります。

2)投稿セットアップとラベルの付与

広告配信に利用する投稿は、ブランドコンテンツとして正しく設定されていることが必要です。
Meta Business Suite上でパートナー承認を完了させ、クリエイター側で「広告主による宣伝」が許可されている状態であることを必ず確認しましょう。

これらの設定が適切に行われている場合、投稿には結果として「Paid Partnership(タイアップ投稿)」ラベルが表示され、ステマ規制(景表法)に配慮した透明性の高い広告配信が可能になります。

3)クリエイティブ形式の柔軟な活用

以前は一部のフォーマットに制限がありましたが、現在は画像、動画、リールなど、さまざまな形式のクリエイティブを広告配信に活用できます。
Ads Manager(広告マネージャ)から、キャンペーンの目的やターゲットに応じて最適な形式を選択することで、広告効果の最大化が期待できます。

4)アカウントの適格性と利用条件

パートナーシップ広告を利用できるのは、プロフェッショナルアカウント(クリエイターまたはビジネス)かつ公開アカウントに限られます。
また、アカウントの状態や合意状況がMetaの各種ポリシーを満たしていない場合、広告配信ができないことがあるため注意が必要です。

エラーが発生した際の主な対処法

 

配信設定時にエラーが発生する場合は、以下のチェックポイントを順に確認してください。

投稿側の設定確認

  • 該当の投稿がブランドコンテンツとして設定されているか

  • 投稿に「Paid Partnership(タイアップ投稿)」ラベルが表示されているか

  • クリエイター側で「ブランドパートナーによる宣伝」が有効になっているか

連携・権限の設定確認

  • Meta Business Suite上で、ブランドとクリエイター間の権限設定が正しく行われているか

  • クリエイターがブランドを「承認済みパートナー」として登録しているか

サポートの活用

上記を確認しても解決しない場合は、Ads ManagerのヘルプからMetaサポートへ問い合わせ、表示されているエラーコードをもとに詳細な確認・対応を行いましょう。

利用要件や最新の仕様については、Meta公式ヘルプもあわせて確認することをおすすめします。

参照:Meta社公式 パートナーシップ広告を作成する方法

まとめ

 

Metaのパートナーシップ広告(旧ブランドコンテンツ広告)は、クリエイター投稿を広告として活用できる最新の広告手法です。クリエイターマーケットプレイスやAIによるクリエイター推薦機能など、以前よりも効率的かつ戦略的な運用が可能になっています。

ただし、権限設定や契約などの事前準備が広告効果の鍵となりますので、運用前にしっかり確認しておきましょう。

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Q1. パートナーシップ広告は、不動産会社や工務店にも向いていますか?

A1. はい、むしろ不動産会社や工務店と相性の良い広告手法です。 住宅や不動産は金額が高く、比較検討期間が長いため、「どの会社に任せるか」という信頼性が重視されます。パートナーシップ広告では、住宅系インフルエンサーや地域クリエイターが第三者の視点で会社や施工事例を紹介するため、広告色が強く出にくく、ユーザーに自然に受け入れられやすい特徴があります。その結果、「この会社なら相談してもよさそう」と感じてもらいやすくなります。

Q2. パートナーシップ広告は、問い合わせを増やすための広告ですか?

A2. パートナーシップ広告は、短期的に問い合わせ件数を増やすことを主目的とした広告ではありません。 どちらかというと、会社の考え方や家づくりの姿勢、雰囲気を伝え、信頼感を高める役割を担います。そのため、すぐに成果が数字として表れない場合もありますが、広告や検索経由での問い合わせの質が上がったり、価格比較だけで終わりにくくなったりといった中長期的な効果が期待できます。ダイレクトレスポンス広告と組み合わせることで、より効果を発揮します。

Q3. チラシや通常のMeta広告と、何が一番違うのですか?

A3. 最大の違いは、「誰の視点で語られるか」です。 チラシや通常の広告は、企業が自社の強みを伝える自社視点の情報発信になります。一方、パートナーシップ広告は、第三者であるクリエイターが体験や感想を交えて紹介するため、ユーザーにとって信頼性の高い情報として受け取られやすくなります。不動産・工務店では、自社で良さを伝えようとすると宣伝色が強くなりがちですが、第三者視点を活用することで、安心感や共感を生みやすくなります。

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UNIIDEOブラマガ編集部

この記事の著者

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「住の専門家として伴走する」をモットーに、これまで400社以上のブランディングを支援してきたUNIIDEO。その豊富な実績と現場知見をもとに、不動産・工務店業界に役立つ情報をお届けするコラム編集部です。

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