2023.05.10/Wed
【厳選】工務店がやるべきWeb集客まとめ!フェーズごとにすべき施策をご紹介します
質にこだわった住宅を建てることができるのに、なかなか集客ができないとお悩みの工務店は多いのではないでしょうか。
依頼が尽きない工務店とそうでない工務店の大きな違いは「Web集客ができているかどうか」です。今の時代、口コミなどのオフラインで評判を拡散してもらうだけでは依頼は長続きしません。
そこで今回は、工務店に必要なWeb集客をご紹介します。
そもそも工務店にWeb集客は必要?
「そもそも工務店にWeb集客って必要なの?」と思われている方は多いかもしれません。
今まで通りの集客で依頼が継続すれば問題はありませんが、Web時代においてそうはいかないでしょう。
依頼が絶えない多くの工務店がWeb集客を導入している背景がありますので、今のうちにWeb集客を導入しておくことはもはや必須とも言えます。
お客様はどの工務店がいいのかがわからない
工務店がWeb集客を導入すべき大きな理由は「お客様はどの工務店がいいのかがわからない」からです。
お客様が工務店を探す際、SNSやWebサイトなど検索手段は昔と比べて大きく変化しています。YouTubeなどの動画媒体からでも工務店を検索することができますので自社に依頼してもらえるかどうかはWeb上での集客がほとんどを占めていると言っても過言ではありません。
また、「住宅 工務店 おすすめ」のように比較サイトを用いて比較するケースも増えています。そもそもWeb上で検索にヒットしなければWebから依頼が来ることはありません。
フェーズ別で工務店がやるべきWeb集客施策
お客様が工務店に依頼をするフェーズは以下の通りです。
1.認知フェーズ
2.行動・比較フェーズ
3.購買フェーズ
それぞれのフェーズにおける集客方法をご紹介します。
認知フェーズ
認知フェーズでは「自社のことを知ってもらう」ことを重視しましょう。
色々な工務店がある中で「~~という会社がありますよ」とお客様にアピールするのもこのフェーズでやるべきことです。
そもそもお客様の目に止まることがなければ依頼されることもありません。
認知フェーズでやるべきことは以下の通りです。
HP制作
工務店の顔とも言えるHPは必ず制作してください。
お客様が依頼する際、依頼ページがなければどのように依頼をしていいかわかりません。
電話番号や会社情報などを掲載したHPを用意することで信頼性もアップしますし、お客様が求めている情報を提供しやすくなります。
MEO対策
MEO対策とは、Googleマップに自社情報を掲載させる対策のことを言います。
お客様が工務店を探すときに利用するのは検索サイトやSNSだけではありません。自分の家から近い工務店を探されるお客様も多いため、Googleマップ上に自社の情報を掲載することも大切です。
MEO対策の手順は以下の通りです。
1.Googleマイビジネスに登録をする
2.Googleマイビジネスの自社情報を編集する
3.定期的にGoogleマイビジネスに口コミや写真を掲載する
MEO対策は時間をかけて行うものです。できれば定期的に工務写真や口コミを掲載しましょう。
SNS集客
いきなりSNSを使ってがっつり集客をするわけではなく、アカウントを作成しプロフィールを完成させておきましょう。
使うべきSNSは以下があります。
・Twitter
・Instagram
・Facebook
・YouTube
・TikTok
TwitterやInstagramはもはや利用必須のSNSですので必ずアカウントを作成してください。FacebookやYouTubeは「これから集客を頑張ろう」と考えた際に力を入れていく程度で構いません。
行動・比較フェーズ
行動・比較フェーズでは「他の工務店と比較してもらう」ことを重視しましょう。
同じ地域内に工務店が複数あるのは当然です。
その工務店の中から自社を選んでいただくために必要なフェーズになりますので、コンテンツの質に力を入れなければなりません。ここで他の工務店よりも秀でている部分をアピールできないと、競合に負けてしまうことになります。
では、行動・比較フェーズでやるべきことをご紹介します。
広告
広告の出稿先は様々です。
GoogleやTwitterなど出稿先が数多く存在する中、出稿すべき広告先を選定する必要があります。
選定する中で重視すべきなのは「ターゲット層にマッチしているかどうか」です。
工務店に依頼するお客様がどのプラットフォームに多く存在しているのか市場調査をし、適切な広告を出稿することで効果の最大化を狙うのが基本です。
例えば、以下のプラットフォームがおすすめです。
・Yahoo!
・SNS
ユーザー数が多ければ多いほど広告の出稿先に優れているとは限りません。
SEO対策
SEO対策とは、自社のHPが検索エンジンに表示されるための対策です。
Googleで何か調べた際に記事がたくさん出てきますが、上位表示されなければほとんど記事はクリックされません。
なるべく記事を上位表示させるためにはSEO対策が欠かせませんので、ここは注力すべき集客ポイントです。
記事が上位表示すればそれだけお客様の目に止まりやすくなります。
MEO対策と同じで時間をかけて対策していくため、一朝一夕で結果が出るものではありません。
メルマガ
メールアドレスの収集が可能なのであれば、メルマガを配信するのもいいかもしれません。
メルマガでは自社の情報を大きく流すことができますし、お客様に独占的なアピールをすることも可能です。
「自社ではこういうことができますよ!」「他社では取り扱っていないこんな商品がありますよ!」とアピールする最高の場所です。
ただ、メルマガを配信する場合はメールアドレスを収集しなければなりませんから、そのための施策が必要になります。
購買フェーズ
購買フェーズでは「自社に依頼をいただく」ことを重視しましょう。
比較フェーズの段階でお客様が自社に依頼していただくことを考えていたとしても、ひょんなことから依頼を取りやめるお客様もいます。
例えば「フォローが足りない」や「HPが怪しい」など、せっかく依頼直前まで進んでいたお客様をみすみす逃してしまうのは非常に勿体無いです。
今までのフェーズの中でもより注力をすべきフェーズですので、できることをしっかりやっていきましょう。
HP強化
工務店としての信頼を上げていくためにHPはどんどん強化しましょう。
HPの強化ポイントとしては以下が挙げられます。
・デザイン
・お客様の声
・お問い合わせフォーム
・会社情報
・ブログ運営
お客様がHPを見て「充実しているな」と感じられるレベルまで強化をすべきです。もちろん、定期的なHP強化は欠かせません。
LINEの活用
TwitterやInstagramなどのSNSでも集客をすることができますが、成約率が最も高いプラットフォームといえばLINEです。
LINEへ登録をしてもらうことでお客様1人1人と密なやり取りができますし、即レスが可能になります。
ちょっと聞きづらいことでもLINEなら…というお客様も多いですし、悩みや疑問点をスムーズに解消することができます。
SNSやWebでの集客からLINEへ登録をしてもらう流れを作れるようになればWeb集客が成功したと言っても良いでしょう。
オンライン営業
成約までもう少し…ならオンライン営業がおすすめです。
お客様が抱えているモヤモヤをオンライン営業で解消し、依頼いただけるようにフォローをします。
工務店に限らずお客様が依頼を決定した理由の1つに「営業担当が親身に話を聞いてくれた」など営業関連がランクインすることが多いです。それだけ営業が依頼をいただけるかどうかのカギを握っています。
工務店がWeb集客以外でやるべきオフライン集客3選
ここまではWeb集客を中心にご紹介してきましたが、オフラインでもやるべき集客がいくつかあります。その中でも多くの工務店が実戦しているオフライン集客をご紹介します。
チラシ・ポスティング
工務店以外でも多く取り入れられているのがチラシ・ポスティングです。
チラシは地域を限定して配布できますし、即効性が期待される集客方法です。
ただ、多くの工務店が取り入れていますのでデザインや文章で差別化を図る必要があります。
完成見学会・内覧会の開催
工務店としての技量をアピールできる完成見学会や内覧会を開催するのもいいでしょう。
自社の強みをアピールできますし、現実味のある建物を目にすることでよりイメージが湧きやすくなります。
また、完成見学会や内覧会に参加される方々の多くはすでに購入を検討されている方が多いため、必須のオフライン集客ともいえます。
看板広告
看板広告には、ポスターや電柱など掲載できる箇所がたくさんあります。
一度作成すれば長期的に宣伝が可能になりますのでそこまで多くの業務を強いられることはありません。
また、地域限定であることをアピールすることもできますので地域密着型の工務店は検討すべき集客方法だといえます。
まとめ
今回は、工務店がすべきWeb集客方法をご紹介しました。
今の時代、多くの依頼がWebから発生していますのでWeb集客は欠かせないものとなっています。
オフライン集客だけでは限界がありますのでぜひこの機会にWeb集客に取り組んでみてください。
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