2023.05.18/Thu

インスタグラムのモニターとは?依頼方法や注意点もあわせて解説

近年、SNSの利用者増加に伴い、インスタグラムでモニターを依頼する企業が増えてきました。モニターとは、企業が扱っている製品やサービスを実際に利用し、その内容について評価してもらう調査です。

美容モニターを思い浮かべる方が多くいますが、工務店でも上手く活用すれば集客につながります。

 

そこで本記事では、インスタグラムでモニターを依頼する方法や注意点について詳しく解説します。メリットやデメリットも紹介しているので、マーケティング担当の方はぜひ参考にしてください。

インスタグタムにおけるモニターとは

インスタグラムにおけるモニターは、大きく商品モニターとモニターモデルに分けられます。工務店は写真で魅力を訴求できるため、モニターの効果を最大化しやすいです。

 

商品モニター

商品モニターとは、企業の新商品やサンプル品などを実際に利用した後に、感想や評価などアンケート回答してもらうものです。モニター対象となる商品は幅広く、美容や健康食品が代表例として挙げられます。

発売前に試せるというメリットがあるため、商品モニターに参加したい方は多くいます。

報酬は発生せず、モニターする商品をプレゼントするのが一般的です。ただし、モニターの期間が長期に渡る場合は数千円程度の謝礼を支払うケースもあります。

 

モニターモデル

モニターモデルとは、企業の商品を使用して、画像や感想をインスタグラムに投稿してもらうものです。

基本的に、着用写真などはモデルに撮影してもらいます。

なお、モデルのアカウントに投稿してもらうか、撮影データをもらって企業アカウントに投稿するかは自由に決められます。

インスタグラムでモニターを依頼する3つのメリット

インスタグラムでモニターを依頼するメリットは、大きく分けて3つあります。事前にメリットを把握しておくことで、メリットを最大化できるようになります。

 

SNS上のファンやフォロワーを増やせる

自社の商品やサービスを利用した感想をインスタグラムに投稿してもらうことで、そのアカウントをフォローしている人に見てもらえます。

商品やサービスの魅力が伝われば、ファンになってくれたり、アカウントをフォローしてくれたりする可能性が高いです。

 

ファンやフォロワーを増やすには、まず存在を知ってもらうことが大切です。

そのため、インスタグラムでモニターを募集する際は、「自社のアカウントをフォローしてもらう」「モニター募集のページをシェアしてもらう」など、条件を設定することをおすすめします。

 

自社の商品やサービスの知名度が向上する

フォロワーが多い人にモニターを依頼すれば、効率良く自社の商品やサービスの知名度を上げることができます。

どんなに良い商品やサービスを扱っていても、知名度が低いと売上を伸ばすのは難しいです。インスタグラムの場合、広告を使わずに拡散で認知度を挙げられる可能性があります。

 

積極的にファンと交流できる

企業アカウントにモニターの写真を投稿する場合、コメントやDMを通してファンと交流することができます。

また、商品やサービスに対する疑問をインスタグラムで事前に解消すれば、顧客満足度の向上にも繋がりやすいです。

インスタグラムでモニターを依頼する2つのデメリット

インスタグラムでモニターを依頼するのは、メリットだけでなくデメリットもあります。デメリットも把握しておくと、モニターで失敗するリスクが低くなります。

 

インスタグラムの運用にリソースが必要になる

インスタグラムでモニターを依頼する場合、まず企業アカウントの運用が必要になります。

定期的に投稿しなければ、フォロワーを増やすのは難しいです。

また、インスタグラムでモニターを依頼する際、何も投稿がないと受けてもらえないこともあります。

そのため、自社のリソースが不足していたり、ノウハウを持っている人材がいなかったりする場合は、専門の業者に依頼した方が無難です。

 

ターゲットがシニア層だと集客につながりにくい

インスタグラムのユーザーは、10〜20代が最も多いです。

そのため、シニア層をターゲットとしている場合、十分な効果が得られない可能性があります。

ターゲットに合わせてアプローチする方法を変えることが大切です。

インスタグラムのモニターを依頼する方法

 

モニターを依頼するには、主に以下の3つの方法があります。

それぞれメリットとデメリットが異なるため、自社に合った方法を選ぶことが大切です。

 

自社のHPやSNSを活用する

自社のホームページやインスタグラムをはじめとしたSNSでモニターの募集をかけると、効率的にモニターの人数を集めることができます。

ただし、既にHPのアクセス数やアカウントのフォロワー数が多くないと、その分応募してくれる人数も少ないです。

仮に多くの募集があった場合、ターゲットに合った人を絞り込む作業も発生します。

全て自社で対応するため追加費用は発生しませんが、リソース不足やノウハウがないと上手く進まないこともあります。

 

専門の業者に利用する

モニター専用の募集サイトやリサーチ会社などに依頼する場合、募集から報酬の支払いまで、一連の工程を任せられるケースも少なくありません。

ただし、一部の工程のみ請けている業者もあり、依頼工程が多くなるほど費用も高額になります。

 

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングでは、依頼内容や条件を記載した上で募集をかけることができます。

企業側からオファーをかけることも可能です。

掲載する費用は利用するサービスによって異なるため、比較した上で選ぶことをおすすめします。

モニターを依頼する際の注意点

 

モニターを依頼する際は、以下で解説する3つの点に注意が必要です。

目的が曖昧だったり、ターゲットに合わないモニターを起用したりすると、時間や手間が無駄になってしまいます。

 

モニターを依頼する目的を明確にする

まずは、インスタグラムでモニターを実施する目的を明確にすることが大切です。

商品やサービスの認知度を上げたいのか、口コミを増やしたいのか、インスタグラムのフォロワーを増やしたいのかなど、モニターの目的は企業によって異なります。

目的が曖昧なまま実施してしまうと、十分な効果を得られない可能性が高いです。

 

モニターの条件やルールを明確にする

モニターを実施する上での条件やルールを明確にし、事前にしっかり伝えることが重要です。

報酬の種類、金額、支払い方法やタイミングなどが決まっていると、対象者も安心して参加できます。

 

また、感想文の文字数やアンケートの提出期限など、ルール違反があった場合の対処法も伝えておくと良いです。

条件やルールが明確だと、トラブルが起こりにくくなります。

 

ターゲットに合った人を起用する

ターゲット層に合った人を起用しなければ、モニターの効果は得られません。

そのため、性別や年代、職業などを限定してモニターを募集するのが望ましいです。

また、起用する前にその人が投稿している内容についても念のため確認することをおすすめします。

まとめ

今回は、インスタグラムでモニターを起用するメリット・デメリット、依頼方法などについて詳しく解説しました。

工務店は写真で魅力を訴求できるため、インスタグラムのモニターと相性が良いです。

しかし、少なからずデメリットも存在するので、把握した上で検討する必要があります。

また、起用するモニターがターゲット層と異なると、十分な効果は得られません。

ぜひ本記事を参考にして、インスタグラムでモニターを起用してみてください。

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