工務店・不動産会社のためのブランディングコラム

2026.04.20/Mon

【2026年最新版】中小工務店の集客にはインスタグラムが使える!メリット&ポイントまとめ

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中小工務店の集客のためにSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を活用したい場合は、Instagram(インスタグラム)が特におすすめです。

 

Instagramは、写真をメインに閲覧できる特徴から人気が高く、総務省「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2025年6月公表)によると、全年代の利用率は52.6%に達しています

 

近年は特に、60代での利用率が大幅に増加しており、幅広い世代へ普及が進んでいます。

 

また、女性の利用率が男性を上回る傾向があることも特徴のひとつです。

主なソーシャルメディア系サービス/アプリの利用率(全年代・年代別)
サービス 全年代
N=1,800
10代
N=140
20代
N=218
30代
N=237
40代
N=306
50代
N=330
60代
N=271
70代
N=298
男性
N=899
女性
N=901
LINE 91.1% 83.6% 97.7% 97.5% 94.8% 94.5% 91.1% 71.8% 88.4% 93.7%
X(旧Twitter) 43.3% 62.1% 70.0% 61.6% 48.7% 43.6% 22.1% 8.1% 44.0% 42.6%
Facebook 26.8% 13.6% 22.9% 39.2% 38.6% 32.1% 26.6% 8.1% 31.0% 22.7%
Instagram 52.6% 75.0% 78.0% 70.5% 67.0% 52.7% 34.7% 10.4% 47.6% 57.5%
YouTube 80.8% 95.7% 97.2% 97.9% 91.8% 83.0% 71.2% 43.3% 82.6% 79.0%
ニコニコ動画 10.8% 20.0% 24.3% 13.1% 7.2% 7.9% 8.1% 4.0% 14.7% 9.0%
TikTok 33.2% 65.7% 58.7% 39.7% 39.9% 25.5% 18.8% 6.7% 31.0% 35.3%
出典:
総務省「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(2025年6月公表)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000125.html

しかし、現場からは「悩みの声」が多いのも事実です。

 

「インスタ集客が不可欠なのは分かっているが、運用の『正解』が変化しすぎてついていけない」

 

「毎日投稿しているのに、保存数や来店予約などの実数値に繋がらない」

 

・・・など、Instagramの運用に悩む工務店のマーケティング担当は少なくないでしょう。

 

この記事では、2026年現在のInstagram運用のメリットや、活用すべきポイントについて分かりやすく解説しています。

工務店集客にインスグラムが最適な5つの理由

 

Instagramには、TwitterやYouTubeなどの他のSNSよりも、工務店集客に向いているメリットが多くあります。はじめに、Instagramを集客に活用するメリットを5つ紹介します。

 

メリット1:写真で魅せられる

 

画像閲覧を楽しめることが最大の特徴であるInstagramは、工務店の集客ツールとして適しています。

 

完成した建物や物件の雰囲気、デザインを視覚的に伝えることができるため、ユーザーに好みにあった投稿を見つけてもらいやすいメディアです。

 

伝えたい情報をどんどん載せられる投稿のしやすさとリアルタイム性を持たせることができるため、ユーザーの「タイパ(タイムパフォーマンス)」を損なわず「現場の鮮度」をダイレクトに届けられる点も大きなメリットです。

 

メリット2:工務店のターゲット層に利用されている

 

Instagramはよく勘違いされていますが、大学生や女子高生が多く使っているわけではありません。

 

過去にブームの発端を作ったのが女子高生などの若い世代だったというだけで、現在はかなり広い世代に認知・利用されているツールです。

 

また、上述のデータ通り、工務店にとって主な顧客層である30代から40代の利用ユーザーも多いことが特徴です。

 

メリット3:検索エンジンとしても利用されている

 

Instagramを、コミュニケーションツールだけではなく、情報収集ツールとして活用している方も増えています

 

PCよりもスマートフォンでのインターネット利用が主流になっている昨今では、情報検索もGoogleやYahoo!だけではなくInstagramで行われています

 

従来の検索行動に加え、AIがユーザーの好みを学習して最適な事例を提案する「レコメンド機能」により、潜在的な顧客へ自動的にアプローチできるツールへと進化しています。

 

メリット4:自社サイトへ誘導できる

 

プロフィールページには、公式サイトのURLを掲載できます。

 

写真投稿で好みの建物写真をみつけたユーザーに、企業サイトを訪問してもらえる導線が完成されているツールです。

 

メリット5:企業ブランディングになる

 

投稿の写真や内容のテイストを統一させることで、企業自体のブランディングができます。

良い工務店を探す目的で閲覧しているユーザーにとって、自分好みのテイストで統一されているアカウントは依頼先の候補になり得ます。

 

工務店集客のインスタ活用パターン3選

 

続いて、どのようにInstagramを集客に活用していくべきかについても知っておきましょう。

Instagramで人気のアカウントを運営する工務店は、3つのパターンに分けられます。

 

パターン1:施工事例を発信している

 

写真がメインであるInstagramは、施工写真をどんどん投稿していくだけで、自社の施工事例集が完成します。

 

デザインや機能性にこだわりをもつ注文住宅などにとって、広告として活用しやすいメディアです。

 

ビジュアルから好みを見つけていくユーザーのために、建物の魅力が伝わりやすいよう、写真の撮り方やアングルなどを工夫することをおすすめします。

 

AI生成画像などが増えている現在こそ、「自社で撮影した、未加工のリアルな現場写真」が以前よりも高く評価されるようになっています。

 

 

パターン2:自社独自の住まいの知識を発信している

 

自社の施工事例に基づいた住まいの知識を発信している工務店アカウントは、高い人気を集めています。

 

最新のリアルな情報の収集源としてInstagramを活用するユーザーにとって、プロならではの知識は信頼できるコンテンツとして映ります。

 

さらに、自社事例を伴った情報は「どこかから引用した知識」ではなく、その工務店だけが持つ1次情報です。実際に手がけた現場の写真や数値、施主の声を交えることで、他社が真似できないオリジナルコンテンツになります。

 

AI生成コンテンツや転載情報があふれる2026年だからこそ、この1次情報の価値はより高まっています。「〇〇工法の断熱性能、実測値で比較してみた」「施主が選んだ収納、1年後の使い心地レポート」など、自社でしか語れないテーマは、Instagramのアルゴリズムからも評価されやすく、検索やレコメンドでの表示機会が増えます。そして何より、ユーザーからの「揺るぎない信頼」を積み上げることが、人気アカウントへの成長につながっています。

 

 

パターン3:ユーザーとコミュニケーションが活発

 

人気工務店アカウントの共通点として、ユーザーとのコミュニケーションが活発であることが挙げられます。

 

コメント欄での質疑応答が多いアカウントは、そのやり取り自体が「来店前の営業対応」として機能しています。

 

閲覧者は投稿の内容だけでなく、返信の丁寧さや対応の速さからも工務店の姿勢を読み取っています。

 

積み重なったやり取りが、まだ接点のない新規ユーザーへの信頼につながっています。

 

またInstagramのアルゴリズムは、コメント・保存・シェアなどエンゲージメントが高いアカウントをレコメンドしやすい仕組みになっています。

 

人気アカウントはこの特性を理解した上で、ユーザーが思わずコメントしたくなる投稿を意識的に作っています。

 

結果として、コメントから施主のリアルなニーズが集まり、次のコンテンツ制作にも活かされています

 

工務店集客のインスタ活用ポイントとは

 

 

Instagramでの発信の前に、おさえておくべきポイントがあります。

 

既にアカウントを持っているものの手応えを感じられない場合は、ポイントがおさえられているか今一度チェックしてみましょう。

 

ポイント1:ビジネスアカウントを利用する

 

Instagramのアカウントには、一般ユーザー向けと、企業・店舗向けの「ビジネスアカウント」の2種類があります。

 

工務店がInstagramを集客に活用するなら、ビジネスアカウントへの切り替えが必須です。切り替えは無料で、手続きも簡単です。

 

ビジネスアカウントでは、以下の機能が利用できます。

 

チェックポイント!

 

▶プロフィール欄に自社サイトのURLを登録できる

▶メールアドレス、電話番号、住所などの連絡先を表示できる

▶「お問い合わせ」「予約する」などのアクションボタンを設置できる

広告を配信できる

インサイト(アクセス解析)を利用でき、データに基づいた運用改善が可能になる

 

 

プロフィールに電話番号やメールアドレス、アクションボタンを設置できることで、投稿を見たユーザーがそのまま問い合わせや来店予約へ進みやすくなります。

 

「興味はあるけど、連絡先がわからない」という機会損失を防ぐ導線として機能します。

 

インサイトデータを活用することで、「どんな投稿が保存されているか」「どの時間帯に反応が多いか」を把握しながら、運用を継続的に改善していくことができます。

 

個人アカウントのまま「なんとなく投稿する」状態から、データで判断できる運用へ切り替える第一歩として、まずビジネスアカウントへの移行から始めましょう。

 

ポイント2:プロフィールページを整える

 

プロフィールページを訪れたユーザーにわかりやすいよう、企業の情報をしっかり掲載しましょう。

 

チェックポイント!

 

施工エリア(商圏エリア)・・・自社の商圏エリアが一目でわかるように。「〇〇市・〇〇市対応」など具体的に記載する

工務店の特徴・強み・・・「自然素材の家」「高気密高断熱」「平屋専門」など、自社らしさを一言で伝える

どのような発信をしているか・・・「施工事例・家づくりのコツを毎日お届けしています」など、フォローする理由をひと言添える

投稿内容に合ったリンク先を設置する・・・ホームページのトップページだけではなく、投稿の流れで自然に行動できるページへ誘導

 

これらの必要な情報が明確に案内されていることが大切です。

 

また、この情報は、Googleビジネスプロフィールやその他のSNSとも整合をとれていることが、2026年現在では重要となっています。

 

ポイント3:リール機能、ストーリーズ機能を活用する

 

静止画の写真だけでなく、動画閲覧を楽しめることも、Instagramの人気の要因のひとつです。

 

インスタグラムのリール機能とは、ショート動画を投稿できる機能です。

 

2026年現在、技術的には最大20分までの長尺動画にも対応していますが、集客において重要な『発見タブ(フォロワー外への露出)』を狙うなら、まずは90秒以内のテンポの良い動画から始めるのが基本です。

 

通常の投稿画面(フィード画面)にも掲載されますが、リール専用タブや発見タブにも掲載されることが大きなポイントです。

 

リール専用タブや発見タブには、ユーザーがフォローしていないアカウントのリールもランダムに表示されるため、閲覧数を伸ばせる可能性が高まります。

 

一方、ストーリーズ機能とは、フィード画面の上部に丸いウィンドウで掲載される機能です。

 

24時間の期間限定で掲載される動画で、フィード画面よりも見ているユーザーも多いと言われる機能です。

 

投稿の閲覧数に伸び悩んでいる場合は、リール機能、ストーリーズ機能の活用がおすすめです。

 

ポイント4:ハッシュタグを活用する

 

ハッシュタグとは「♯」に続くキーワードで、Instagramの投稿を検索できる機能です。

 

例えば、♯注文住宅と検索タブに入力すると、2026年4月現在では、694万件の投稿がヒットします。

 

2026年現在、ハッシュタグの使い方は大きく変わっています。

 

以前は露出を増やすために20〜30個つけることが主流でしたが、現在はInstagramのAIが投稿内容を総合的に解析するため、投稿内容と関連性の高い3〜5個に絞ることが公式からも推奨されています。

 

工務店アカウントでは、施工エリアを示す地域タグ・工事内容を示すタグ・家づくりを検討中のユーザーが実際に検索するタグを組み合わせて設計することが、集客につながるハッシュタグ運用の基本です。

 

参照:ハッシュタグの最新仕様と工務店向けの具体的な設計例は、インスタのハッシュタグは何個がベスト?工務店・不動産会社が知るべき2026年の新ルールと運用術 で詳しく解説しています。

まとめ

 

Instagramは、うまく使いこなせば、大きな予算をかけずに効果的な集客を叶えられるツールです。

 

本記事で紹介したポイントを踏まえ、ぜひ今日からトライしてみてください。

 

何を発信していけば良いのか分からないという工務店は、ブランディングから始めることがおすすめです。

 

集客では、コンセプトをわかりやすく伝えることが、自社のファンになってもらうきっかけになります。

 

逆に言えば、コンセプト自体が定まっていないビルダーは、発信の方向性もバラバラになってしまうため、投稿をスクロールされるだけで終わる実益に繋がらない運用に陥ってしまうリスクがあります。

 

ブランディングには、

 

他社との差別化自社の魅力がはっきりする

明確なターゲット層に向けてアピールできる

・広告やメディア発信がブレなくなる

 

といったメリットがあります。

 

Instagram発信は、自社をどのような方向でアピールしていくべきかを見つめ直すチャンスになり得ます。

 

中小工務店のブランディングをもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

 

「大手には真似できない」中小工務店のブランディング戦略|強みの絞り込みで集客を変える

 

ブランディングの基礎から知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

ブランドとは?意味をわかりやすく解説|工務店・不動産会社のためのブランド知識①

 

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Q1. 工務店がInstagramで集客するには、どんな投稿から始めればいいですか?

A1. まずは自社の施工事例写真の投稿から始めるのがおすすめです。完成した建物や現場の様子をそのまま投稿するだけで、自社の施工事例集として機能します。AI生成画像や転載情報があふれる今だからこそ、「自社で撮影した未加工のリアルな現場写真」はユーザーからもアルゴリズムからも高く評価されます。

Q2. Instagramに毎日投稿しているのに、工務店の問い合わせや来店予約につながりません。何が原因ですか?

A2. 投稿数よりも「内容の設計」が重要です。自社の施工事例など、他社が真似できない1次情報を発信できているか?プロフィールページに商圏エリア・強み・適切なリンク先が整備されているか?ハッシュタグが投稿内容と関連性の高い3〜5個に絞られているか?をまずは見直してみましょう。

Q3. 工務店がInstagramのリール機能を活用するメリットは何ですか?

A3. リールはフォロワー以外のユーザーにも表示される「発見タブ」に掲載されるため、新規ユーザーへのリーチに優れた機能です。集客を目的とする場合は、90秒以内のテンポの良い動画が発見タブへの露出を狙ううえでのセオリーとされています。

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UNIIDEOブラマガ編集部

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UNIIDEOブラマガ編集部

「住の専門家として伴走する」をモットーに、これまで400社以上のブランディングを支援してきたUNIIDEO。その豊富な実績と現場知見をもとに、不動産・工務店業界に役立つ情報をお届けするコラム編集部です。

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