2022.03.07/Mon

勝ちパターンのブランド戦略(下)

勝ちパターンのブランド戦略

 

勝ちパターンをつくる

 

ホームページが最新の状態に更新されたら、次は認知から契約までの勝ちパターンを構築していきます。

 

ブランディングは顧客接点のすべてにおいて、自社の魅力を伝え、共感をつくりだすシナリオとも言えます。そのシナリオにおいて、最も勝率の高い勝ちパターンを見出すことができれば、投資対効果は一気に高まります。勝ちパターンは、いくつかの段階に分けて整理すると、その精度を高められます。

 

まずはじめにホームページへの集客段階です。実際のお店でも同じことですが、素晴らしいお店がオープンしても人が来なければ売上は上がりません。それはインターネット上でも同じことで、ホームページというお店に多くの方が来店いただけるよう広告などを実施します。

 

どんなキーワードで検索する人が、自社の魅力への共感性が高いのかの仮説を立て、実行し、検証することで効果は確実に高まっていきます。

運用管理を丁寧に

 

ここで質問ですが、皆様は自社のインターネット広告が現在どのように配信されているのかをきちんと把握されていますか?

 

過去の話となりますが、アナログ時代の新聞折込チラシは、そのデザインや掲載内容、キャッチコピーに工夫を凝らし、自社の魅力が伝わるように苦労して制作をされていたと思います。ただ、インターネット広告になった途端、慣れないことだからという理由で広告運用会社に丸投げをして、自社の魅力を伝えるための努力を疎かにしている会社がとても多いように感じます。

 

それは広告運用会社にも問題があります。一般的に広告運用会社の利益は、広告費の20%相当の運用手数料となるため、数万円〜十数万円ほどの広告費ではサービスレベルを高められないという構造的な問題を抱えています。よって、ホームページへの集客という大事な一歩が、きちんと管理されていないというのが実情です。

 

広告運用は、そのすべてを数値で検証できるため、本来であれば現状把握、課題の抽出、改善策の実行というPDCAがきちんと回っていれば、効果を高められる施策です。つまりきちんと運用管理さえすれば、費用対効果の高い勝ちパターンが構築できるのです。

 

突破していく力

 

ここまで、言われてみれば当たり前のような取り組みをお話ししてきましたが、その当たり前が実行できていない会社がほとんどのため、実行するだけで大きな差が生まれます。

 

まずはホームページを自社のプレゼンテーションの場として整える。そして、ホームページに質の高いお客様にご来店いただく。そうすれば資料請求や来場予約は増加します。そして、その先においても勝ちパターンが必要です。問合せがあったお客様の面談率を高める方法、さらに面談してからの契約率を高める方法、その一つひとつに手を打っていけば結果的に契約頭数は伸びていきます。

 

言うのは簡単で、実行するのは難しいと思います。それでもやるべきことは明確に分かっていますので、闇雲に手を打つよりは勝率は高くなるはずです。いま、どこの段階のボトルネックを解消すれば、大きく数値が改善されるのかを特定し、仮説を立てて実行することで、今を突破していきましょう。

 

 

工務店、住宅・不動産企業に特化したユニィディオのお役立ち資料がダウンロードいただけます。

住宅企業のブランディング事例やサービス内容を紹介した資料をダウンロードください。

ブランディングの実際、サービスの特徴、メリットなどをご確認いただけます。

▼ダウンロード資料の一覧を見る

TOPへ戻る
タグ一覧