2022.02.21/Mon

勝ちパターンのブランド戦略(上)

勝ちパターンのブランド戦略

 

分かっていることをやる

 

いま私たちの事業活動は、デジタル抜きでは実行できない状態にあります。多くの生活者がスマホで情報を取得し、比較検討を行い、購入の意思決定を行っています。

 

住まいにおいても同様に、購入プロセスの大半をデジタル上で完了させ、最終決定は現地、現物を確認してから行われるのが通常の流れとなりました。ホームページの印象が、そのまま会社の価値観を表すものになり、モデルハウスやショールームを立てるのと同じくらい、自社のプレゼンテーションを行うための場所として重要なものになりました。

 

ところが実際には自分達の大切な価値観や、家づくりへの想いが反映されていないホームページも存在しており、本来の事業活動とは異なる情報をインターネットを介して生活者にプレゼンテーションしている会社も少なくありません。

 

このように文字にすると「そんなの当たり前」と思うことでも、いざ振り返って検証してみると分かっていることが実行されていないということもよくある話です。皆様の会社はいかがでしょうか?

3つの阻害要因

 

実行されていない要因としては3つほどあります。

 

1つ目は「自社の魅力が整理できていない」というもの。魅力がないのではなく、整理ができていないというのが実情です。外部環境は時とともに変化しており、その変化に合わせて自社も変化をしています。その変化は必要であり、変化することで契約が維持できています。ただ、環境に合わせてやり方を変えてきた自社の実態をきちんと整理する時間が取れていないため、ホームページにも反映できていないというのが一番多いケースです。

 

2つ目は「ホームページ制作会社の問題」です。実は1つ目の自社の魅力が整理できていないと、ホームページを作り変える意味はありません。ホームページが少しだけきれいになったとしても、掲載内容がほとんど同じでは実態としては何も変わらないためです。ただこのような仕事をするホームページ制作会社が世の中にはたくさんあるため、発注先には注意が必要です。

 

そして3つ目は「検証と改善」です。これもよく言われることですが、ホームページはつくって終わりではなく、つくった後に効果の検証を行い、課題に対して改善を繰り返す必要があります。改善することで常にホームページが最良の状態として保たれます。

 

まずはホームページを見直すことから

 

いかがでしょうか?どれもよく見受けられる要因ですが、これらによって自社を正しくプレゼンテーションするといった当たり前が実行されず、お客様との重要な接触機会において、繰り返しおかしなプレゼンテーションをしているという状況が生まれます。

 

仮に自社の営業担当者がお客様に対して1年前にやっていた取り組みを説明し始めたら多くの社長は止めると思います。ただホームページとなると説明をそのまま放置して、見てみぬふりをしているということになります。そうならないためにもまずはホームページのあり方を見直していきましょう。

 

 

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