2021.07.19/Mon

変革のブランド戦略

ブランディングはいつやるのか?

 

私たちは日々、クライアント企業のブランド構築のお手伝いをさせていただいております。その中で、クライアントはブランディングに“いつから着手するべき”かと迷われる時があります。「やったほうがいいのは分かっているけど今なのか?」「そもそも何のためにやるのか?」、そんな迷いを伴うものがブランディングだと思います。

 

まず「なぜやるのか?」の結論からお伝えしますと、それは「企業成長」のためです。単純に見た目をかっこ良くしたり、認知を拡げたりすることも含まれますが、今よりもお客様に評価をいただき、契約棟数を維持もしくは増加させ、経営を安定・成長させるためにブランディングを行います。

 

そして次の問いとしては「いつやるのか?」になりますが、それは企業を今より「成長させたい」と思ったときということになります。つまり何かしらの問題意識が芽生えたとき、ブランディングに着手するタイミングだと言えます。

 

次のステージを描く節目に

 

ブランディングは中・長期的に企業を成長させたい、と強く意識したときに着手することをお勧めしています。次のステージを明確に描くために、ブランドの力を利用するのです。

 

私たちがお手伝いをさせていただくクライアント企業の多くは、①〇〇周年という事業活動の節目、②2代目・3代目への事業継承時、③ホールディングス化や事業の統廃合が行われた時、④コロナのような外部環境の大きな変化、⑤ホームページの掲載内容と事業活動に差が生まれた時、といった5項目の変革期にブランディングに着手されることが多いです。

 

①の〇〇周年というのはとても分かり易い事業活動の節目となります。次の10年、20年はどのような道を選択するべきか、その道しるべを描きます。④は今回のコロナのような外部環境の変化に対してどのように手を打っていくのかの決断のために行います。また⑤のホームページのリニューアルが必要となったタイミングも1つの節目として捉え、これからの事業活動を取りまとめる経営者の方がとても多いです。

 

ブランディングは次のステージを描く節目にこそ、力を発揮できる戦略だと言えます。

ブランディングとは極める領域を定めること

 

節目の時期に、次のステージに向けて定めることがあります。それは「極める領域」です。お客様に「評価される領域」とも言い換えられます。

 

ブランディングと聞くと、単なるイメージ向上と勘違いされている方もまだまだ多いですが、その本質は経営戦略そのものです。これからの10年、20年はどのような事業領域を極めて活動していくのか、それは「自社の得意なこと」と「顧客が求めていること」をつなぐ領域となります。この領域を定めることがブランディングの第一歩となります。

 

単なる「地域密着の工務店」から「〇〇を極めた工務店」へと変革するのです。その意思決定と活動が、今後の企業成長につながっていきます。検索連動型の広告を実施したり、インスタグラムの運用を行ったり、見学会やイベントを開催したりすることのすべては、「極める領域」を定めた後に行うことであり、その意思決定がされていない状態での活動は、広告コストを無駄遣いしていることになるため注意が必要です。

 

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