2021.02.15/Mon
ブランディングのクリエイティブ
言葉のクリエイティブ
言語情報として、企業の強みを発信する。
言葉の定義が共感や感動をつくり出す。
ブランディングを進めるにあたり、まず行うことは自社の強みを「言葉」にすることです。自分たちのことを一言で表すと?強みを3つに絞るとしたら?そんな問いに対して、ホームページでも、パンフレットでも、商談の場でも共通して使える「言葉」を待つことがとても大切です。
どれだけ素晴らしい商品やサービスを提供していても、言葉で示されないものは、社員にも顧客にも伝わらず、共感をつくることは不可能です。
では、どのような言葉を選択するべきでしょうか。それは企業の「ほんとうのこと」を言葉にすること。多くの会社が自分たちのことを良く見せようと、一般的に使われている「いいこと」を言葉にします。安心や安全、快適といった言葉はその代表です。「いいこと」は、どこの会社でも同じことが言えてしまうので、言葉の表現としては弱く、個性がなくなっていきます。
では、自社の「ほんとうのこと」を伝えるためにはどうすればいいのでしょうか。それは、伝える相手を明確に決めることです。例えば、男性なのか、女性なのか。女性であれば、何歳なのか、既婚者なのか。当たり前のことですが、伝える相手が変われば、言葉の使い方も変わります。言葉は人が人に伝えるもの。まずは自分たちを知り、伝える相手を知り、メッセージを考え、そして届けましょう。
視覚のクリエイティブ
視覚情報として、メッセージを具体化する。
視覚のインパクトが認知と愛着を生み出す。
視覚情報としてのブランディングとして、見た目の表現があります。視覚情報は、言語情報と比較して、情報の識別力が高く、インパクトを与えることが可能です。最近では、Instagramや動画が多く見られるようになり、それらは視覚情報を中心としたコミュニケーションだと言えます。
順番としては、言葉で定義された「言語情報」があり、それをより具体的にするための「視覚情報」があります。言葉はまだまだ曖昧なものなので、例えば「犬」という言葉を聞いても、頭の中に描かれる犬のイメージは、ひとりひとり違うものになります。大型犬なのか、小型犬なのか、犬種は何か、どんな毛色なのかなど。
このように抽象化された言葉の情報を、誰もがズレのない具体的なものとして定義づけるのがビジュアル表現となります。こうしてつくりあげられた自社ならではのビジュアル表現に、顧客は広告・ホームページ・イベント現場などで繰り返し接触することになります。
その体験(記憶)が顧客の心の中の愛着へと変わっていきます。コンセプトシンボル、写真やイラスト、そこから展開されるデザインで独自の世界観をつくること。それがインパクトとなり、認知を高める。そして、興味を喚起し、愛着を生み出す。そんなビジュアル表現が企業と顧客を強くつなぎます。
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