2023.05.10/Wed
インスタの企業案件とは?費用相場や依頼方法もあわせて解説
インスタの企業案件で、認知度拡大や売上アップを実現したいと考えているマーケティング担当の方も多いのではないでしょうか。近年、インスタの企業案件は費用対効果が高いため、依頼する工務店が増えています。
そこで今回の記事では、インスタの案件企業における相場や依頼方法などを詳しく解説します。インスタグラマーを起用するメリットとデメリットも紹介しているので、マーケティング担当の方はぜひ参考にしてください。
インスタの企業案件とは
インスタの企業案件とは、インスタグラマーが企業の商品・サービスを宣伝する仕事のことです。企業側が影響力のある人を起用し、売上アップや認知度拡大を目的としています。SNSのユーザー数増加に伴い、企業案件の数も年々増えてきています。
最近では、アカウントのイメージやフォロワーを大切にするために、本当に良いと思った商品・サービスしか宣伝しないインスタグラマーが多いです。企業案件を依頼しても、断られる場合があります。
企業案件にインスタグラマーを起用する4つのメリット
企業案件にインスタグラマーを起用するメリットは、全部で4つあります。メリットを最大化するためにも、事前にしっかり把握しておくことが大切です。
広告を受け入れてもらいやすくなる
好感度の高いインスタグラマーを起用することで、広告を受け入れてもらいやすくなります。また、インスタグラマーはフォロワーからの信頼度が高く、商品・サービスの魅力をしっかり伝えられることもメリットの1つです。
PR活動にかかる費用を抑えられる
テレビや雑誌、新聞などに広告を出すよりも、費用をかけずに商品・サービスのPRをすることができます。また、インスタグラマーを起用すると接触率が高いため、より消費者の購入意欲を掻き立てやすいです。
海外展開しやすくなる
世界中にフォロワーを持つインスタグラマーを起用すれば、海外展開もしやすくなります。海外で認知度を高めたり、新たな顧客を増やしたりしたいときに効果的です。
二次拡散に期待できる
二次拡散とは、1人のユーザーが広告に対してリツイートや返信などの反応をすることで、新たなユーザーに広告が拡散されることです。二次拡散以降からは費用が発生しないため、二次拡散される回数が増えるほど、広告効率が高まります。
企業案件にインスタグラマーを起用する2つのデメリット
企業案件はメリットだけでなく、デメリットも存在します。そのため、両者を理解してから、企業案件をするかどうか判断することが大切です。
フォロワー買いしているインスタグラマーもいる
企業案件は、フォロワー数に応じて報酬が決まる場合が多いです。そのため、少しでも報酬を増やそうと、フォロワーを買う人も中にはいます。買ったフォロワーはその人のファンではないため、購入につながることはありません。費用対効果が見合わなくなるので、フォロワーの質をしっかり見極めることが大切です。
依頼する相手によって成果が大きく変わる
インスタグラマーによって、フォロワーの年齢や好みなどは大きく異なります。企業案件を依頼する場合は、自社がターゲットとする層のフォロワーを持ったインスタグラマーを選ぶことが大切です。
インスタの企業案件にかかる費用相場
インスタの企業案件にかかる費用には、大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれ費用の算出方法が異なりますが、起用するインスタグラマーの影響力によって報酬が大きく変動するのが一般的です。
フォロワー単価型
フォロワー単価型は、フォロワー数によって報酬が異なるタイプです。1フォロワーあたり1円〜3円が相場となります。例えば、フォロワーが1万人のユーザーに企業案件を依頼する場合、案件報酬は1万円です。
固定報酬型
固定報酬型は、フォロワー数に関わらず投稿回数に応じて報酬が決まるタイプです。1投稿あたり1,000円〜10,000円が相場となります。ただし、多くのフォロワーを持っているインスタグラマーの場合、影響力に対しての報酬が低いため断られてしまう可能性が高いです。
変動報酬型
変動報酬型は、決められた期間内の投稿に対する「いいね」数やエンゲージメント率をもとに、報酬が変動するタイプです。1つのいいねにつき5円〜10円が相場となっています。例えば、投稿した日から30日間を計測期間、1つのいいねにつき5円とします。その30日間で投稿のいいね数が1000だった場合、5,000円の報酬が発生するということです。
成果報酬型(アフィリエイト型)
成果報酬型は、インスタグラム経由で売れた分によって報酬が変動するタイプです。売上に応じて報酬が決まるため、売上が発生しなければ報酬を支払う必要はありません。企業側は、無駄な出費を抑えられるのがメリットです。
インスタの企業案件を依頼する3つの方法
インスタの企業案件を依頼する方法は、主に3つあります。方法によってメリットとデメリットが異なるため、比較してから最適な方法を選ぶことが大切です。
インスタグラマーに直接依頼する
起用したいインスタグラマーが決まっている場合は、直接インスタグラマーに依頼しましょう。
プロフィール欄に仕事の依頼に関する事項が記載されていることもあるため、まずは確認することをおすすめします。企業案件を依頼する際は、できるだけ詳細に内容を説明すると、やり取りがスムーズになります。
また、資料があれば一緒に添付すると良いです。
インフルエンサーマッチングサイトを活用する
インフルエンサーのマッチングサイトには、多くのインスタグラマーが登録されています。インスタグラマーの特徴を教えてもらえるため、自社にマッチしたユーザーを選定可能です。
過去にインフルエンサーマーケティングを行った経験があったり、自社にそのノウハウを有している人材がいたりする場合におすすめできます。
キャスティング会社を利用する
起用するインスタグラマーが決まっていない場合は、インフルエンサーマーケティング関連のキャスティング会社に依頼することをおすすめします。一括代行してもらうこともできるため、自社にノウハウがない場合やリソースが足りない場合に有効的です。
なお、キャスティング会社に依頼する場合、以下の業務に対応してもらえます。
・目的に沿ったインスタグラマー施策の提案
・過去の実績やデータをもとに、成果の出せるインスタグラマーを紹介
・各インスタグラマーとの交渉や報酬支払い
・サンプリング品のディレクションや個別発送
・炎上対策
・ステマ防止
・レポーティング
キャスティング会社は数多く存在するため、費用や実績、口コミなどを確認したうえで選ぶことが大切です。
まとめ
今回は、インスタの企業案件におけるメリットやデメリット、依頼する費用相場などについて詳しく解説しました。影響力のあるインスタグラマーを起用することで、商品・サービスの認知度拡大や売上アップなどが期待できます。
しかし、効果を出すためには自社に合ったインスタグラマーを選ぶことが大切です。起用したい人が決まっていない場合は、マッチングサイトやキャスティング会社を利用するのがおすすめです。キャスティング会社では、企業案件に関する業務を一括代行してくれます。ぜひ本記事を参考にして、インスタの企業案件で工務店の集客を成功させましょう。
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