2023.05.23/Tue

インバウンドインフルエンサーマーケティングとは?メリットや注意点を解説!

在日外国人を起用してマーケティングを行うインバウンドインフルエンサーマーケティングが近年、注目されています。

しかし、

・そもそもインバウンドインフルエンサーマーケティングとは?

・インバウンドインフルエンサーマーケティングにはどんなメリットが?

・成功した事例は?

など、インバウンドインフルエンサーマーケティングに関して気になることが多くある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、インバウンドインフルエンサーマーケティングについてや実施するメリットなどを解説します。

インバウンドインフルエンサーマーケティングとは?

インバウンドインフルエンサーマーケティングとは、SNSで多くのフォロワーを抱えているインバウンドインフルエンサーに製品やサービスをSNSで拡散してもらうマーケティング手法をいいます。

日本に住んでいる日本人を起用するのではなく、在日外国人を起用するのがインバウンドインフルエンサーマーケティンの特徴です。

 

なぜ今インバウンドインフルエンサーマーケティングなのか?

日本政府観光局(JNTO)が2003年から「訪問外客数」を毎月まとめており、2019年まで増加傾向にありました。

しかし、コロナウイルスの影響もあり2018年に3,000万人を突破していた「訪問外客数」は300万人まで減少。その後、コロナウイルスの影響も徐々に小さくなり「訪問外客数」は再度上昇傾向にあります。2025年には大阪国際万博も控えているため、インバウンドの旅客数はさらに上昇することが見込まれます。

2025年の大阪国際万博に備えてインバウンドインフルエンサーマーケティングを採択する企業が増えているのです。

 

海外へ進出する際の課題を解決

さらに、インバウンドインフルエンサーマーケティングは海外へ進出する際の課題を解決するマーケティング施策の1つとして注目が集まっています。

一般的に企業が海外へ進出する際に衝突する壁は4つあります。

 

・言語

・海外文化や消費ニーズの理解

・実店舗

・ブランド・製品の認知度の低さ

 

海外へ進出をする際、自国で展開するマーケティング戦略が通用しないことがほとんどです。それを解決しているのがインバウンドインフルエンサーマーケティングだといえます。

 

インバウンドインフルエンサーマーケティングのメリット

多くの企業が注目しているインバウンドインフルエンサーマーケティングを実施するメリットは以下が挙げられます。

 

コミュニケーションがスムーズになる

例えば、日本の製品をアメリカへ売り込む際に言語の壁に当たりますが、アメリカ系インフルエンサーにSNSでの拡散を依頼することで、コミュニケーションが一気にスムーズになります。

日本語を英訳して相手に伝えるよりも、現地の言葉で伝えてもらったほうがスムーズに伝わります。

 

インフルエンサーからアドバイスをもらえる

インフルエンサーは自身をアピールするために日頃からその分野について勉強・情報収集しています。

そんなインフルエンサーへマーケティングをお願いする際に何かしらのアドバイスがもらえるかもしれません。別途費用が必要になるケースもありますが、現地の文化や消費ニーズを知っているインフルエンサーからアドバイスをもらうことで、効果的にPRをするアイデアを得ることができるようになります。

 

製品・サービスの認知度が拡大する

当然ですが、インバウンドインフルエンサーマーケティングにより製品・サービスの認知度は拡大します。

インバウンドでなくてもインフルエンサーマーケティングは近年、注目され続けているマーケティング手法です。主にSNSで製品・サービスを購入する若年層も増えてきていますので、一気に認知度を獲得できるようになります。また、インフルエンサーとコラボした実績から売り込みがしやすくなるのもインバウンドインフルエンサーマーケティングのメリットです。

 

インバウンドインフルエンサーマーケティングの注意点

「じゃあ、フォロワーが多い在日外国人にSNSでの拡散をお願いすればいいんだ」となる方がいるかもしれませんが、危険な発想かもしれません。

インバウンドインフルエンサーマーケティングを行うにあたりいくつか注意点があります。

 

ターゲット層にマッチしているか

自社製品・サービスのターゲット層とインバウンドインフルエンサーのフォロワーの属性がマッチしているかは重要な問題です。

例えば、

 

・ターゲット:若い女性

・フォロワー:若い男性

 

であれば、インバウンドインフルエンサーにSNSでPRをしてもらっても思ったような効果が期待できません。ミスマッチが起きてしまっているため、無駄なインバウンドインフルエンサーマーケティングになってしまうでしょう。

 

エンゲージメント率が高いか

エンゲージメント率とは、フォロワーに対して投稿がどれくらい反応されているかを示す数値です。

高ければ高いほどより良いインフルエンサーとして起用されます。しかし、エンゲージメント率が低いインフルエンサーも一定数存在しており、依頼をしてしまうと広告効果が低くなってしまいかねません。事前にエンゲージメント率は調べることができるので、インバウンドインフルエンサーマーケティングをお願いするインフルエンサーを選定しておく必要があります。

 

ステルスマーケティングをしていないか

近年、炎上してしまう事例の1つとしてステルスマーケティングが挙げられます。

ステルスマーケティングとは、インフルエンサーに報酬を渡していたものの企業との関係を隠して製品・サービスをSNSなどでPRする手法をいいます。ステルスマーケティングは一般的にネガティブな感情を与えやすく、企業戦略において大きな欠陥になることがあります。そのため、過去にステルスマーケティングをしていないかリスクヘッジのためにも調査しておくことをおすすめします。

 

投稿との親和性は保たれているか

例えば、今まで日本の製品しかSNSで発信してこなかったインフルエンサーが急に海外ブランドの製品を投稿するのはおかしな話ですよね。

特にInstagramのような画像・写真で投稿するSNSは親和性を重視する必要があります。過去の投稿との親和性が低いようなインバウンドインフルエンサーマーケティングはおすすめできません。違和感を感じてしまうだけでなく、インフルエンサー自体の信憑性も低くなってしまうため、お互いが損をしてしまう可能性が非常に高いです。

 

インバウンドインフルエンサーマーケティングの媒体は様々

「インフルエンサーマーケティング」と聞いて思い浮かぶのは、Instagramでしょう。

インスタグラマーなんて言葉が誕生したくらいですから、インフルエンサーに依頼するとなればInstagramから探すのが普通かもしれません。しかし、インバウンドインフルエンサーマーケティングの媒体は様々です。

 

・Twitter

・Facebook

・TikTok

・YouTube

 

これから先、SNSも多様化していきますしそれぞれの媒体で向き不向きがでてくることでしょう。SNSの性質にマッチしたインバウンドインフルエンサーマーケティングを実施できるようにアンテナを張っておく必要があります。

 

まとめ

インバウンドインフルエンサーマーケティングは在日外国人などのインバウンドインフルエンサーを起用したマーケティング手法です。

これから先、インバウンド需要はどんどん拡大していくことが予想されています。是非インバウンドインフルエンサーマーケティングを取り入れて海外進出を成功させましょう。

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